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売るために必要な人の注意をひく宣伝文の書き方

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具体的な数字を使うこと

キリの良い数字の方が、見た目的にスッキリしますよね。

 

しかし、人はキリの良い数字より、具体的な数字の方を信用します。

 

例えば、こんな感じです。
「約9,800名が殺到した人気イベント」 → 「9,798名が殺到した人気イベント」
「残り10個で完売!」 → 「残り4個で完売!」
「20%のお値引きが限界です」 → 「18%のお値引きが限界です」
「的中率80%以上のテスト予測問題」 → 「的中率80.7%のテスト予測問題」
「体脂肪が約5%落ちました」 → 「体脂肪が4.8%落ちました」

 

このように、数字は具体的である方がメッセージの信憑性が高まり、
信用を得られやす具なります。

 

キャッチコピーで数字を使うときは、なるべく具体的な数字を使用してください。

 

 

数字の価値が即理解できる表現にする

ちょっと、分かりにくと思いますので、具体的な例でお伝えします。

 

「リピート率 90%のラーメン屋」と表現するよりも、

「10 人中 9 人が、もう一度来店するラーメン屋」と表現すべきです。

 

このように表現した方が、分かりやすいと思いませんか。

 

小学生でもわかるような表現を使うようにしてください。

 

 

伝いたい相手の許容範囲を超えない数字にする

数字は、一歩間違えると、胡散臭いものになってしまいます。

 

例えば、50 代の方へ、求人情報を広告するとします。

 

その広告のキャッチコピーが、
「あなたでも年収 5,000万円を稼ぐ方法があります」だったらどうでしょうか?

 

目立ちはしますが、胡散臭いですよね。

 

事実だったとしても、相当な時間と努力が求められそうです。

 

では、「あなたでも年収 600 円を稼ぐ方法があります」であればどうでしょうか?

 

実際、50代の中小企業の平均年収は約 600万円位ですから、手の届かない数字には思えません。

 

とてもリアリティがあり、信憑性が一気に高まります。

 

具体的な数字であっても、伝える相手の許容範囲を超える数字は胡散臭いくなります。

 

数字を使う場合は、 伝えたい相手がイメージできる許容範囲を超えないように注意が必要です。

 

 

単位を、魅力的にコントロールすること

数字には「単位」というものが多くあります。

 

例えば、
重さなら「t」「kg」「g」「mg」
時間なら、「時間」「分」「秒」

 

他にもいろんな単位がありますよね。

 

この単位を意図的に変えることで、数字の表現を高めることが可能です。

 

例えば、
2時間で500個売れた商品があるとします。

1.「2 時間で 500 個売れた人気商品!」
2.「7,200 秒で 500 個が売れた人気商品」

 

このような表現なら、どちらの方が引き込まれると思いますか?

 

時々、通販広告で「●秒に●個が売れている!」というキャッチコピーを見ますが、
このように、単位を変えることで、さらに魅力的な表現が可能になります。

 

2.の場合、 14 秒で 1 個が売れた!」という計算となりますからね。

他にも、「2 日以内にお届けいたします」という表現よりも、
「48 時間以内にお届けいたします」と表現した方が、

 

より速く届くイメージが得られます。

また、単位そのものを、別の単位に変えてしまう表現も効果的です。

 

例えば、
テレホンショッピングとかで見たことがありますが、
カニの販売するとき、カニは、1 杯、2 杯と数えますが、
「kg」で表現した方が、 中身のギッリシ詰まったカニであることが、
直感的に伝わります。

 

 

数字は文章量の20%以下にすること

どれだけ数字が効果的とはいえ、数字ばかりの文章ではダメです。

その理由は、読みにくいし、文章に違和感を感じでしまう。

マーケティングで有名な「マックスウェル・サックハイム」が言うように、
「広告は読まれない(見られない)」ことが大前提。

つまり、数字ばかりで読みにくい文章は、逆効果になってしまう。

なので、文章を書く場合は、数字は文章量の20%以下を目安にしてください。

 

 

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すーさん
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50歳を超えてから副業を始めました。 どのような副業をしようか、悩みに悩んだ結果、『どんなものでも売る力』をつける。 これしかないです。 そのために、マーケティングを学ぶことを決めました。 古来より、価値の交換(ものを売る)は行われてきました。 これからも、価値の交換(ものを売る)は無くなるとは思えません。 今だけ稼ぎたいなら他にも選択はあるが、年と共に覚えも悪くなるので、いつまでも使える知識としてマーケティングを選びました。 マーケティングは学べば学ぶほど面白いものです。 人はどうしてそれを選ぶのだろう、人はどうしてそれを買うのだろう、人はどうしてそれを買わないのだろう。 このようなことがわかれば、後はどのようにすれば、人は選び、買ってくれるのかがわかります。 あなたも少しでも興味がありましたら、私と一緒に学びましょう。 「売れなかったものでも」「どんなものでも」『売る力』を身につけましょう。 お問い合わせ

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