【借金400万・55歳】AIの指示の出し方で、仕事が速くなる人と増える人の差

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先日、高校時代の同級生と、久しぶりに電話で話しました。
同い年で、今は小さな会社で事務をしている男です。
「最近、会社でChatGPT使えって言われてさ。
でも、全然使えねえんだよ」と、
彼はぼやいていました。
「頼んでも当たり前のことしか返ってこないし、結局あとで自分で直してる。
あれ、本当に時短になってんのか?」
その気持ち、痛いほど分かりました。
私も、副業でChatGPTを触りはじめた頃は、まったく同じだったからです。
でも、最近になって少しだけ、AIの指示の出し方が分かってきた。
そんなとき、ちょうどその「指示の出し方」を実演つきで解説した動画を見つけたんです。
観ながら、私は何度もうなずいていました。
同じAIでも、指示の出し方で答えがまるで変わる
動画の冒頭で、はっとする一言がありました。
「その頼み方だと、逆に仕事が増えます」
これは、私の同級生のことでした。
いや、少し前の私自身のことでもありました。
動画では、Excelの売上表をAIに「分析して」と頼む例が出てきます。
ざっくり頼むと、「売上が上がっています、下がっています」という、当たり前の答えしか返ってこない。
でも、頼み方を変えると、答えがガラッと変わる。
この「頼み方の差」こそが、今日いちばん伝えたいことでした。
大事なのは、AIが迷うところを先に埋めること
動画では、長い指示を書く必要はない、と言っていました。
大事なのは長さではなく、AIが迷いやすいところを、先に埋めてあげることだと。
これは、私の本業の感覚とまったく同じでした。
私は業務系のプログラマーです。
仕事の半分は、実は「あいまいな要望を、迷いどころのない指示に翻訳すること」なんです。
お客さんの「いい感じにして」を、機械が迷わない形にまで噛み砕く。
それが私の日常でした。
AIへの指示も、結局これと同じだったんです。
AIへの指示で押さえる4つの型
動画で紹介されていたのは、たった4つの型でした。
一つずつ、「自分の場合はどうか」を添えて整理します。
① 役割:どの立場で考えてほしいか
「あなたは営業企画担当です」のように、AIに立場を与える。
経理の人と営業の人では、同じ質問でも答えが変わる。
AIも同じ、という話でした。
私の副業なら「あなたは飲食店メニューのデザイナーです」と頭につける。
これだけで方向が定まります。
② 目的:何のためにやるのか
「来月の売上を改善するため」「上司に報告するため」。
目的が変わると、AIが見るポイントも変わる。
本業でも、目的を聞かずに作ったプログラムは、たいてい後で作り直しになります。
ここは身にしみて分かります。
③ 条件:文字数・トーン・避けたい表現
「300字以内」「丁寧だけど硬すぎない」「『早急に』は使わない」など、細かい注文をつける。
これを決めておくと、直しの手間がぐっと減るそうです。
④ 出力形式:どんな形で答えてほしいか
表にするのか、箇条書きにするのか、メール文にするのか。
本業で「どのデータ形式で出力するか」を最初に決めるのと、まったく同じでした。
動画では「急ぐときは、目的と出力形式の2つだけでも十分変わる」とも言っていて、これは現実的でありがたい話でした。
実際に、苦手なメール作成で試してみた
4つの型を知って、私はすぐに試したくなりました。
選んだのは、自分がいちばん苦手な「メール作成」です。
以前プロンプトの基礎を学んだ記事では、本命の画像作成で指示を改善してみました。
今回はその続きとして、別の作業で試したわけです。
私はプログラマーですが、人付き合いは得意ではありません。
気をつかうメールほど、書くのに時間がかかる。
そこで、ChatGPTにこう頼んでみました。
- 役割:「あなたは丁寧な文章が得意な事務担当です」
- 目的:「相手を急かさず、資料の再送をお願いする」
- 条件:「丁寧だが硬すぎない/300字以内/『早急に』は使わない」
- 出力形式:「件名と本文に分けて」
すると、角の立たない、けれど用件はちゃんと伝わるメール文が、一発で返ってきたんです。
これまで30分うなっていた作業が、数分で叩き台までいけた。
正直、ちょっと拍子抜けしました。
難しいのは文章力じゃなくて、頼み方だったんだと。
プログラマーとして、一番うなずいた2つの注意点
この動画には、稼ぎ方の話にはない、地味だけど大事な注意点が2つありました。
そして、その2つこそ、私の本業の感覚にぴったり重なったんです。
注意点1:AIの答えを、そのまま正解にしない
動画では、AIは「ハルシネーション」といって、事実でないことを、当たり前のような顔で答えると強調していました。
だから数字や固有名詞は、人間が必ず確認しろ、と。
これは、プログラマーには馴染みの深い感覚です。
機械の出力を鵜呑みにせず、必ず自分の目でテストして確かめる。
私が30年やってきた、当たり前の習慣そのものでした。
「AIに任せるのは、最終判断ではなく、最初の整理だけ」。
この言葉は、まさにその通りだと思いました。
注意点2:いきなり全部作らせず、まず「構成案」だけ出させる
もう一つ、資料作りの実演で、私はうなりました。
「資料を作って」と丸投げせず、まず構成案だけ出してもらい、方向性をOKしてから本文に進む、というやり方です。
これは、プログラムの作り方と、まったく同じなんです。
私たちは、いきなり全部のコードを書きません。
まず設計図を作り、それをレビューで確認してもらってから、中身を作り込んでいく。
いきなり作り込むと、方向がずれていたときの修正が、とんでもなく大変になるからです。
AIも同じ。
長い文章を一気に出させると、ずれていたときに直すのが地獄になる。
「設計をレビューしてから実装」という本業の鉄則が、AIの使い方にもそのまま当てはまっていて、これは素直に感心しました。
で、私はどうするのか
今月の挑戦に、これを足します。
- 苦手なメールや問い合わせ文は、4つの型(役割・目的・条件・出力形式)で頼む
- AIの答えは、数字も名前も、必ず自分の目で確認してから使う
- 長い文章を頼むときは、まず「構成案だけ」出させて、OKしてから先に進む
特別な才能はいりませんでした。
本業で当たり前にやってきた「迷わない指示」「出力の検証」「段階的に進める」を、AIに応用するだけ。
高卒で、5回も転職してきた私が、唯一続けてきた仕事のやり方が、こんな形で役に立つとは思いませんでした。
同じ境遇のあなたへ
「AIを使っても、結局あとで自分で直してる」
電話の向こうの同級生も、少し前の私も、そう言っていました。
でも、それはAIが使えないんじゃない。
頼み方が、もったいなかっただけです。
どの立場で、何のために、どんな条件で、どんな形で。
この4つを、少しだけ意識する。
それだけで、AIは「直す相手」から「助けてくれる相手」に変わります。
難しいスキルではありません。
人に仕事を頼むときの、ていねいさと同じです。
今度あの同級生に会ったら、この話をしてやろうと思っています。
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