【借金400万・55歳】「AIが24時間稼いでくれる」の裏側を知って、ゾッとした話

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深夜、家族が寝たあと。
私は、あるYouTube動画を見て、思わず画面を止めました。
テーマは「AIを24時間働かせて、寝ている間に稼ぐ」。
正直に言います。最初は、心が動きました。
「AIが勝手に稼いでくれるなら、こんな楽な話はない」と。
片道2時間の通勤で疲れきった、ボーナスもない55歳です。
楽して稼げるなら、すがりたい。
でも、見進めるうちに、私の背筋は、だんだん冷たくなっていきました。
これは、昔の私が引っかかった話と、同じ匂いがする。
そう気づいたからです。
この記事では、こんなことをお話しします。
- 「AIで自動で稼ぐ」という話の、あまり語られない裏側
- 過去に70万円損した私が、なぜこの手の話を疑うのか
- それでも、AI時代に本当に大事だと感じたこと
「AIで自動で稼ぐ」の話に、心が動いた自分
先に、恥ずかしい告白をします。
私は40代の頃、「これさえやれば稼げる」という情報商材(=稼ぎ方を教えるという触れ込みの高額な教材)に、70万円を払って、すべて溶かしました。
だから本当は、「楽して稼げる」という言葉には、誰よりも警戒しないといけない立場です。
それなのに、この動画のタイトルを見た瞬間、また心が動いてしまった。
人間、追い詰められていると、甘い言葉に弱くなるんです。
借金400万円。老後の貯金ゼロ。
その現実の前では、「AIが勝手に稼ぐ」は、まぶしく見えました。
でも、だからこそ、いったん立ち止まって、中身をよく見ることにしたんです。
中身を知って、ゾッとした3つのこと
動画で語られていた「稼ぎ方」を、私なりにかみ砕くと、こういうものでした。
そして、その一つひとつに、引っかかる点がありました。
① ルールのすれすれ、いや、たぶん超えている
たとえば、SNSをAIで完全に自動で動かして、フォロワーを集める方法。
これは、動画の中でも「サービスの規約(=使うときの約束事)に違反する可能性がある」と、はっきり言われていました。
規約違反というのは、ある日突然、アカウントを止められても文句が言えない、ということです。
コツコツ積み上げたものが、一夜でゼロになる。
実際、動画の中でも「アカウントが凍結された(=止められた)」という話が出てきました。
これは、砂の上に家を建てるようなものだと感じました。
② 中身のないものを、あるように見せて売る
もう一つ、こんな例が出てきました。
AIに占いの文章を作らせて、その「指示文」を1回10万円で売る、という話です。
動画の人自身が「占い師でもない人がやると、詐欺くさい」と言っていました。
私は、ここで完全に引きました。
これは、40代の私を騙した情報商材と、同じ構造だと気づいたからです。
中身がないものを、さも価値があるように見せて、高く売る。
売る側になるか、買う側になるかの違いだけで、やっていることは同じ穴のむじなです。
③ お客さんを、こっそりだます
一番ゾッとしたのが、これです。
ホームページ作りの仕事を受けて、本当はAIで1時間で作れるのに、「1週間かけて頑張って作ったフリ」をして納品する、という話。
「人がやっているように見せて、裏では9割AIが最強」とも言っていました。
効率よく作ること自体は、悪くありません。
私も本業のプログラマーとして、道具で楽をするのは大事だと思っています。
でも、これは違う。お客さんに嘘をついて、信頼を利用してお金をもらう話です。
私が本業で30年、一番大事にしてきたのは、お客さんの信頼です。
それを裏切る稼ぎ方は、たとえ儲かっても、私にはできません。
過去に70万円損した私だから、分かること
これらの話に共通するのは、「楽して、早く、大きく稼ぐ」という響きです。
そして、その響きこそが、危ないサインなんです。
40代の私は、まさにこの響きに飛びついて、70万円を失いました。
あのとき学んだのは、たった一つ。
「うまい話には、必ず裏がある」という、当たり前のことでした。
楽に見える稼ぎ方ほど、どこかに無理がある。
規約違反だったり、誰かを騙していたり、すぐに使えなくなったり。
以前AI在宅副業を選んだ記事でも書きましたが、私が地道な副業を選んでいるのは、一度この手の話で大やけどを負っているからなんです。
それでも、この動画に一つだけ、うなずいた点
批判ばかりでは、フェアではありません。
実は、この動画の最後のほうに、私が深くうなずいた言葉がありました。
それは、「こういう楽な稼ぎ方は、賞味期限が短い」という話です。
AIの時代は、誰かが「これで稼げる」と見つけた方法が、あっという間に世界中に広まる。
だから、楽な稼ぎ方はすぐに真似されて、稼げなくなる、と。
これは、本当にそのとおりだと思いました。
そして動画は、最後にこう締めくくっていました。
「大事なのは、調べて、作って、売るまでを、きちんと自分でできる力だ」と。
楽な近道ではなく、地道な力こそが残る。
……なんだ、結局そこに戻るのか、と。少し笑ってしまいました。
で、私はどうするのか
私は、AIで24時間、楽して稼ぐ道には、進みません。
その代わり、これまでどおり、地道な道を続けます。
- 本命のAIでの画像・バナー作りを、正直に、コツコツ続ける
- お客さんに嘘をつかない。AIを使っていることも、隠さない
- 「楽して大きく」ではなく「小さくても、続く」ものを選ぶ
カッコよくは、ありません。
でも、一度70万円で買った教訓を、二度と無駄にはしたくないんです。
同じ境遇のあなたへ
もし今、あなたが「AIで楽して稼げる」という話に、心が動いているなら。
少しだけ、立ち止まってほしいんです。
その稼ぎ方は、ルールを破っていませんか。
誰かを騙していませんか。
来年も、使えそうですか。
一つでも「あやしいな」と感じたら、やめておいたほうがいい。
70万円を失った私が言うのだから、間違いありません。
まず今日できることは、たった一つ。
「楽して稼げる」という言葉を見たら、いったん深呼吸すること。
それだけで、昔の私のような失敗は、きっと避けられます。

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