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【借金400万・55歳】Canvaのテンプレート販売を、実際に1枚作って確かめてみた

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日曜の午後、家の中がやけに静かでした。

 

高校3年の息子は模試に出かけていて、妻はパートです。

 

9月の半ばで、窓を開けると風が涼しい。

 

ひとりでこの時間を持て余すのは、正直、落ち着かないものです。

 

それで、台所のテーブルにノートパソコンを広げました。

 

しばらく前から気になっていた「Canvaのテンプレート販売」というものを、一度きちんと調べてみようと思ったからです。

 

最初に思ったことは、正直に書きます。

 

「ひな形を売る?そんなもの、誰が買うんだ」でした。

 

この記事では、こんなことをお話しします。

  • Canvaのテンプレート販売とは、そもそも何を売っている仕事なのか
  • 「30分でできる」と言われる作業に、55歳の私が何分かかったか
  • 売る前に気づいてよかった、危うく大事故になりかけた設定の話

Canvaのテンプレート販売は、何を売る仕事なのか

売るのは、中身が入っていないデザインの型です。

 

たとえばインスタの投稿用に、表紙・悩み・解決策……と役割が決まった数枚組のデザインを作っておく。

 

文字のところは「サンプルテキスト」のままにしておいて、買った人が自分の言葉に打ち替えて使う。

 

そういう商品です。

 

本当に売れているのか気になったので、実際に売り場をのぞいてみました。

 

国内のBOOTHというサイトで「Canvaテンプレート」と調べると、1,600件以上が並んでいます。

 

ココナラにも、サロン向けのメニュー表やインスタ投稿の型がずらりとありました。

 

売っているのがプロのデザイナーばかりかというと、そうでもないようです。

 

ここは、私の「誰が買うんだ」という思い込みが、はっきり外れた部分でした。

前に調べた「デザインを受注する仕事」と、どこが違うのか

少し前に、Canvaで依頼を受けてデザインを作る仕事について調べました。

 

あれとこれは、名前が似ているだけで中身がまったく違います。

 

受注する仕事は、相手がいて、締め切りがあって、直しがあります。

 

収入は読みやすいかわりに、自分の時間を切り売りする形です。

 

テンプレート販売は、相手がいません。

 

作って、置いておく。

 

売れなければ1円にもなりませんが、売れたときに減るものが何もない。

 

同じ型が、必要な人が現れるたびに何度でも売れます。

 

この形は、20年プログラムを書いてきた人間には、腹に落ちる話でした。

 

私が昔書いた処理は、今も夜中に勝手に動いています。

 

作るときだけ手を動かして、あとは置いておく。

 

往復4時間の通勤がある私にとって、これは唯一「時間を追加しなくていい」形なんです。

実際に開いて、1枚作ってみました

ここからが本題です。

 

読むだけでは分からないので、Canvaを開いて、その場で1枚作ってみました。

 

台所のタイマーを押してから始めています。

 

まず、決まりごとが2つあると書かれていました。

 

色は3色まで。文字の種類は2つまで。

 

並べたときにバラバラだと、買った人が使いにくいからだそうです。

 

白状すると、この2つの決まりに私は救われました。

 

自由に作れと言われると手が止まるのに、制限があると途端に動ける。

 

仕様書があって初めて仕事ができる人間の、悲しい性かもしれません。

 

それから、素材選びにひとつ大事なルールがありました。

 

王冠マークのついた素材は有料なので、テンプレートには使ってはいけない。

 

理由を読んで納得しました。

 

有料素材を使った型を買った人が、あとで写真を差し替えようとすると、その人まで有料プランに入らなければいけなくなるからです。

 

Canvaの公式にも、そういう案内があるそうです。

 

買った人に、あとから余計な出費をさせる。

 

これは、売る側としていちばんやってはいけないことでしょう。

 

文字が読みやすくなる工夫もひとつ覚えました。

 

写真の上に白い四角を重ねて、透明度を50パーセントくらいに下げる。

 

それだけで、下の写真がうっすら見えたまま文字が浮き上がります。

 

地味ですが、効きました。

で、何分かかったか

正直に書きます。

 

1枚目の表紙に、1時間半かかりました。

 

「30分でできる」と紹介されていた作業です。

 

3倍です。

 

文字の位置を何度も動かし、色を決めかねて戻し、老眼鏡を外したりかけたりしていました。

 

ただ、続きがあります。

 

2枚目は、10分で終わりました。

 

1枚目を複製して、文字の数と配置を変えて、素材を差し替えるだけだからです。

 

土台は作り直しません。

 

3枚目はもっと早かった。

 

これはプログラムとまったく同じでした。

 

最初の1本に3日かかった処理が、2本目には半日で終わる。

 

私が信じているのは「才能」ではなく、この「2回目から速くなる」だけです。

プログラマーとして、いちばん背筋が寒くなった手順

調べていて、思わず声が出た箇所があります。

 

納品のやり方です。

 

買った人にはPDFを渡し、その中のボタンから共有リンクでテンプレートを受け取ってもらう形になります。

 

このとき、共有の設定を「編集できる」ではなく「表示のみ」に変えなければいけないと書かれていました。

 

理由を読んで、背筋が寒くなりました。

 

編集できるまま渡すと、買った人が私の元データを直接いじれてしまうからです。

 

知らないうちに書き換えられたら、売り物そのものが消えます。

 

私は本業で、この手の事故を何度も見てきました。

 

権限の設定を1か所間違えただけで、本番のデータが書き換わる。

 

原因を追うと、いつも「誰も悪くないが、誰も確認していなかった」です。

 

これから始める方にお願いしたいのは、ここだけです。

 

売る前に、必ず自分で買う側の手順をなぞってください。

 

別のブラウザで自分のリンクを開いて、編集できないことを目で確かめる。

 

5分で済みます。

売る場所4つと、私の判定

① BOOTH(判定:◎)

日本の利用者が多く、データを売るのに向いているそうです。

 

最初に並べるならここだと感じました。

 

実際に検索して、同じような商品が1,600件以上あるのを自分の目で見ています。

② ココナラ(判定:◎)

人が集まっている分、最初の1個が売れやすいとありました。

 

「テンプレートの編集もお手伝いします」という形にすると幅が広がるそうです。

 

私はもともとココナラに出す準備をしているので、ここは素直に◎。

③ BASE(判定:〇)

自分のお店を作れるサービスです。

 

見た目の自由度が高いかわりに、お客さんは自分で連れてこなければなりません。

 

ブログを持っている私には将来の候補ですが、今ではない。

④ 海外の販売サイト(判定:△)

市場は日本と比べものにならないほど大きいそうです。

 

英語は要りますが、今はAIに訳してもらえる。

 

魅力は分かります。でも、1個も売ったことがない人間が最初に行く場所ではありません。

 

順番の問題です。

 

もうひとつ、Canvaの中に自分のテンプレートを載せる公式の仕組みもあるそうですが、審査に時間がかかることがあるとのこと。

 

申請だけ先に出して、待っている間に外で売る。

 

この段取りは、待ち時間を無駄にしない考え方として上手いと思いました。

正直な感想

いい点は、お金が一切かからないことです。

 

無料のまま作れて、無料のまま売れる。

 

返済中の私にはここが決定的でした。

 

気になる点も、ちゃんと書いておきます。

 

無料のやり方だと、買った人に「ファイルからコピーを作成してください」というひと手間をかけさせることになります。

 

PDFの中にその1行を書いておけば問い合わせが減るとありましたが、それでも手間は手間です。

 

それと、作ったからといって売れる保証はどこにもありません。

 

置いておくだけで売れるなら、1,600件も並んでいる中で全員が稼いでいるはずです。

 

そんなわけがない。

私が今月やること

決めました。

 

9月中に、インスタ投稿用のテンプレートを1セット(7枚)仕上げる。

 

売るのはそのあとで構いません。

 

1枚目に1時間半かかった人間が言うのも変ですが、残り6枚は複製なので、平日の夜1時間を何日か使えば届くはずです。

 

届かなかったら、届かなかったと次回書きます。

 

もしあなたも気になったなら、今日できる小さな一歩はこれです。

 

Canvaを開いて、表紙の1枚だけ作ってみてください。

 

売らなくていい。完成させなくてもいい。

 

向いているかどうかは、手を動かした人にしか分かりません。

 

私も日曜の午後を1時間半使って、やっとそれが分かったところです。

 

次回は、仕上げた7枚をそのまま載せます。

 

見せるのが恥ずかしい出来だったら、恥ずかしいまま載せます。

 

 

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すーさん
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すーさん、55歳です。 2020年、コロナで契約を切られました。 妻と子どもがいる。でも収入はゼロ。 45歳という年齢が壁になって、 何十社受けても再就職できない。 「父ちゃん、大丈夫?」 子どもにそう聞かれるたびに、 情けなくて、申し訳なくて、 でも「大丈夫だよ」としか言えなかった。 家族を食わせるために借金をするしかなかった。 気づいたら600万円になっていました。 8ヶ月後、なんとか契約社員として 働けるようになりました。 少しずつ返済して、今は400万円。 でも金利が高くて、元本がなかなか減らない。 このままでは定年を迎えても借金が残る。 老後のお金なんて、まったくない。 だから動くことにしました。55歳から。 資格もスキルも特技もない平社員が、 ネット副業で借金を返して、 家族を守れる生き方を作れるのか。 失敗も、情けない話も、全部さらけ出しながら ここに記録していきます。 「詰んだと思っても、まだ動ける」 そう信じたい人と、一緒に歩いていきたい。

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2020年、コロナで契約を切られました。

妻と子どもがいる。でも収入はゼロ。
45歳という年齢が壁になって、
何十社受けても再就職できない。

「父ちゃん、大丈夫?」
子どもにそう聞かれるたびに、
情けなくて、申し訳なくて、
でも「大丈夫だよ」としか言えなかった。

気づいたら借金600万円。
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だから動くことにしました。55歳から。

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