【借金400万・55歳】SNS副業5つを自分に当てはめたら、残ったのは1つだけでした

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平日の夜11時過ぎでした。
帰宅して、風呂に入って、記事を1本書き上げて、最後にアクセス数を見る画面を開きました。
その日の訪問者は3人でした。
しかも、そのうち1人は、書いた直後に自分で確認した私です。
往復4時間かけて通って、帰ってから1時間かけて書いて、読んだ人は実質2人。
画面を閉じるとき、ちょっと笑ってしまいました。
笑わないとやっていられない種類の数字です。
書くものを増やす前に、読んでもらう入り口をどうにかしないといけない。
そう思って、その週末にSNSのことを調べました。
正直な気持ちはこうです。
「SNSなんて、若い人のものだろう」と。
顔は出せない、家の中も見せたくない、編集を覚える時間もない。
この記事では、こんなことをお話しします。
- 5つのSNSに、それぞれどんな人が向いているのか
- 顔も部屋も出せない55歳に当てはめたら、いくつ残ったか
- 調べていて「順番が逆だった」と気づかされた、いちばん痛い話
SNS副業を50代が選ぶなら、まず自分の条件を書き出す
調べる前に、紙に自分の条件を書き出しました。
これをやらないと、紹介されたものを全部「よさそう」と思ってしまうからです。
- 顔は出せない(本業があります)
- 家の中も映したくない
- 平日に使えるのは、夜の1時間だけ
- 新しい編集作業を覚える余裕は、今はない
- 老眼で、細かい作業は若い頃の倍かかる
情けない一覧ですが、嘘を書いても仕方がありません。
この5行が、そのまま判定の物差しになりました。
5つのSNSと、私の判定
① X(旧Twitter)/判定:◎
短い文章が中心のSNSです。
いちばん大きい特徴はリポストという拡散の仕組みで、まだ誰にも知られていない人の投稿でも、広がるときは一気に広がるそうです。
私にとって決定的だったのは、文字だけで完結することでした。
おしゃれな写真も、きれいな部屋も要らない。
実家暮らしで家の中を映せない人や、子どもの生活が写り込むのを避けたい親御さんにも向いている、と書かれていて、ああ、そういう理由で選ぶ人もいるのかと腑に落ちました。
私の条件の5行に、1つも引っかかりません。
◎です。
② Instagram/判定:△
画像が主役のSNSで、見た目のセンスが要ります。
そのかわり、ストーリーズやDM、ライブ配信など、見てくれる人と関係を深める仕組みが多いのが強みだそうです。
ファンがつきやすい。
ただ、投稿を1つ作るのに時間がかかります。
しかも、やり取りを積極的にしていくことが求められる。
夜1時間の私が最初に選ぶ場所ではありません。
デザインを楽しめる人なら、と限定されていたのも納得でした。
③ TikTok/判定:✕
短い映像が中心で、楽しませる力が問われる場所です。
スマホだけで作れるのでお金はかからないそうですが、求められているのは人を笑わせたり、驚かせたりする発想。
私にそれがあるか、胸に手を当てて考えました。
ありません。
会社の飲み会で、同じ失敗談を3回話して1回もウケなかった人間です。
✕にしました。
④ YouTube/判定:✕(今は)
5つの中でいちばん労力が大きい、とはっきり書かれていました。
台本、編集、検索で見つけてもらうための対策。
かわりに、一度作ったものが長く働き続ける「資産になりやすい」性格があり、作ったものを他のSNSに使い回せるのも強みだそうです。
そして、こうも書かれていました。
ここは最初に始める場所ではなく、他で結果を出してから来る場所だと。
これは信じられる書き方だと思いました。
誰にでもおすすめしない人のほうが、私は信用します。
⑤ Threads(スレッズ)/判定:△
Instagramと同じ会社が運営している、文字中心のSNSです。
利用している人がまだ少ないので、早く始めた人が有利になりやすいという話でした。
おもしろかったのは、Instagramへのリンクを貼っても評価が下がらないという点です。
ふつうSNSは、外に人を逃がす投稿を嫌いますが、ここは運営が同じなので問題にならない。
ただし、Instagramを使っていることが前提の場所でもあります。
私はそちらを△にしたので、こちらも△です。
いちばん痛かったのは「穴の開いたバケツ」の話
ここからが、今回いちばん効いた部分です。
SNSがうまくいっても、それだけでは収入にならない。
売る商品がなければ、人を集めても意味がない。
穴の開いたバケツに、必死で水を注いでいるようなものだ――そういう説明でした。
実店舗に置き換えると、たしかにそのとおりです。
看板商品を決める前に、チラシを配り始める店主はいません。
読みながら、自分の顔が熱くなりました。
私がやっていたのは、まさにそれです。
ブログを書いて、読む人を増やそうとして、その先に何も置いていなかった。
訪問者が3人だったことを嘆く前に、100人来たとして何を差し出せるのか、私は答えを持っていませんでした。
小さな商品から作る、という考え方
ではどんな商品を作るのか。
初心者がよくやる失敗として挙げられていたのが、いきなり大きなものを作ろうとすることでした。
1年がかりの講座とか、何十時間分もの教材とか。
ほぼ間違いなく途中で力尽きるし、売れなかったときの痛手が大きすぎる。
だから最初は、作りやすくて渡しやすい小さなものから。
PDFの資料くらいで構わない、と。
ここで、私は少し救われました。
前回、私が作ると宣言したテンプレート1セットは、まさにその「小さな商品」だったからです。
偶然ですが、順番は間違っていなかった。
商品を決めるときのコツも1つ覚えました。
誰の、どんな悩みを解決するのかを、狭く決めること。
「痩せる方法」ではなく「続かない人向けの食事の作り方」くらいまで絞る。
広いほど多くの人に届きそうな気がしますが、実際は誰にも刺さらないそうです。
これは仕事でも同じでした。
「使いやすいシステムにしてほしい」という要望ほど、作りようがない。
「この帳票を月末に1回、自動で出したい」まで降りてきて、やっと形になります。
正直な感想
気になる点も書いておきます。
どのSNSも、頻繁に投稿しないと表示されにくくなる仕組みだそうです。
つまり、止まった時点で沈む。
夜1時間の人間には、これは軽くない話です。
それに、前にも書いたことですが、SNSは他人のサーバーの上に自分の店を建てている状態でもあります。
仕組みが変われば、届き方も変わる。
だからこそ、自分のブログという土地を手放してはいけないと、あらためて思いました。
私が今月やること
2つ決めました。
ひとつは、Xのアカウントを整えて、返済と副業の記録を1日1つ書くこと。
文字だけなら、帰りの電車でできます。
座れた日は、の話ですが。
もうひとつは、「誰の、どんな悩みを解決するのか」を1行で書いてみること。
これが書けないうちは、何を作っても的が外れます。
もしあなたも迷っているなら、今日できる小さな一歩はこれです。
紙に、自分ができないことを5つ書き出してみてください。
顔を出せない、時間がない、覚える余裕がない。
何でも構いません。
できることを数えるより、できないことを数えたほうが、選択肢は早く減ります。
5つが1つになったとき、人はやっと動けるんだと思います。
私がそうでした。
次回は、「誰の、どんな悩みを解決するのか」を1行で書こうとして、何時間うなったかを報告します。
書けなかったら、書けなかったと正直に書きます。

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