スマホ写真の副業は本当に稼げるのか、通勤路で確かめてみた

本ページはプロモーションが含まれています
20年近く同じ駅を使っていますが、あの景色がなくなるのか、と思いました。
そしてすぐに、自分はその景色の写真を1枚も持っていないことにも気づきました。
その日の帰りの電車で「スマホ写真 副業 50代」と検索してみたのは、そういう流れです。
正直、期待はしていませんでした。
「写真なんて、センスのある若い人の世界だろう」と思っていましたから。
カメラも持っていません。
この記事では、こんなことをお話しします。
- スマホで撮った写真が、どういう仕組みでお金になるのか
- 「3か月で月30万円」という話を、電卓で割ったらどう見えたか
- 私が自分のスマホを開いて確かめたら、何が出てきたか
スマホ写真の副業は、50代に向いているのか
仕組みの名前はストックフォトと言うそうです。
撮った写真を素材サイトに登録しておくと、企業や自治体がパンフレットやホームページを作るときに買っていく。
そういう形です。
カメラマンを毎回呼ぶとお金も時間もかかるので、並んでいる写真から選んで買う。
言われてみれば当たり前の話でした。
そして調べていて「これはおもしろい」と思ったのは、買われているのが絶景ではないという点です。
移住を呼びかける市のパンフレットに要るのは、朝の駅前、買い物をする商店街、子どもが歩く通学路。
「この街で暮らすと、こんな毎日になる」が伝わる写真です。
ところが、そういう写真はあまり並んでいないらしい。
観光地や、きれいに撮れる場所の写真ばかりだそうです。
工事中の道路をわざわざ撮りに行く人は、いませんから。
ここで私は少しだけ姿勢を正しました。
往復4時間の通勤をしている私は、その「誰も撮らない景色」の中を、毎日2往復しているわけです。
仕組みだけは、プログラマーとして納得できた
もうひとつ、理屈として腑に落ちたことがあります。
1枚売れても、その写真はなくならないという点です。
普通の物売りなら、売れば在庫が減ります。
でもこれは、同じ1枚が必要な人が現れるたびに、何度でも売れる。
並べた枚数だけが増えていく。
私の仕事で言えば、これは一度作ったら動き続けるプログラムと同じ形です。
20年前に私が書いた処理が、今も夜中に勝手に動いて帳票を出している。
あれと理屈は同じでした。
作るときだけ手を動かして、あとは置いておく。
この形は、前回、5つの在宅ワークを自分の生活に当てはめた記事で私が×をつけた仕事たちと、決定的に違います。
あのとき諦めた理由は、ほとんどが「毎日決まった時間に手を動かせない」でした。
これは、そこがない。
「3か月で月30万」を、電卓で割ってみた
ただし、ここからは冷たい話をします。
調べていると、はなやかな数字が出てきます。
1か月目は50枚で4,000円、2か月目は200枚で12万円、3か月目は500枚で月30万円――そういう成功例が紹介されていました。
私はすぐに電卓を出しました。
見積書の数字を疑うのが20年の癖になっているので、大きい数字を見ると、まず1個あたりに割ってしまうんです。
500枚で30万円なら、写真1枚あたり、毎月600円。
私のスマホで撮った駅前の1枚が、毎月600円を生み続ける計算になります。
正直に言います。この数字は、私には信じきれませんでした。
枚数は4倍なのに金額が30倍になる、という説明も見ました。
時間が経つほど検索で上に出る、
複数のサイトに出しているから入り口が多い、という理屈です。理屈は分かります。
でも、理屈が通ることと、誰がやってもそうなることは別です。
紹介していた側も「これはその人の場合の数字で、同じようにやれば同じ結果になるものではない」と断っていました。
そこだけは誠実だと思いましたし、だから私もそのまま書いておきます。
私が期待していいのは、月30万円ではありません。
1枚目が売れるかどうか、それだけです。
私のスマホの写真フォルダを、開いてみた
調べた中に、こういう一節がありました。
「今夜、写真フォルダを開いて、同じ場所が2回以上写っている写真を1枚だけ探してみてください」と。
それがテーマの候補になる、と。
それくらいなら私にもできます。
その晩、風呂から上がってすぐにやってみました。
結果を正直に書きます。
景色の写真が、1枚もありませんでした。
出てきたのは、息子の中学の卒業式の写真。
会社の飲み会の集合写真。
それから、仕事で調べたときのエクセルの画面を撮ったもの。
パソコンの画面のスクリーンショットが、延々と続いていました。
笑ってしまいましたが、笑ったあとで少し落ち込みました。
20年同じ道を通っていて、その道の写真が1枚もない。
私はずっと、目の前を通り過ぎるだけの人間だったんだな、と。
ただ、これは裏を返せば、今日から撮れば全部が新しいということでもあります。
そう考え直しました。
始めるなら、この順番だと私は整理しました
まず、テーマを1つに絞る
いちばん大事なのはここだそうです。
今日は花、明日は料理、と手当たり次第に撮ると、どれも枚数が足りず選ばれない。
選ぶ基準は3つと書かれていました。
週に3回以上通る場所。
時間帯や季節で表情が変わる場所。
数年後に変わりそうな場所。
私の場合、答えは決まっています。
あの再開発の看板が立っている駅前です。
3つとも当てはまります。
出す場所は4つあるが、最初は2つでいい
国内最大のPIXTA(ピクスタ)は日本の企業や自治体が探しに来る場所。
Adobe Stock(アドビストック)は世界中のデザイナーが使い、キーワードの候補をAIが出してくれる。
ほかに海外大手が1つと、無料でダウンロードできる形のサイトが1つ。
無料の側は1枚あたりの金額が小さいかわりに、反応が早く分かるそうです。
4つ全部は大変なので、最初はストックフォト【PIXTA】
とAdobe Stockの2つからでいい、とありました。
ここは素直にそうします。
知らないと損をする、細かい注意点
これはメモに書き写しました。
- PIXTAは登録してすぐ出せず、先に簡単な確認テストがある。審査も数日から10日ほどかかる
- 「独占販売」のチェックを入れると、他のサイトに出せなくなる。入り口が減るので、入れない
- 車のナンバープレートと、お店のロゴが読める状態だと審査で止まる。先に消しておく
- 必要な画素数は、今のスマホなら最初から基準を超えている。カメラを買う必要はない
正直な感想と、覚悟しておくこと
いい点は、お金も休日も新しく増やさなくていいことです。
撮りに行くのではなく、通っている道で撮る。
往復4時間を削れない私には、これが決定的でした。
覚悟しておくべき点は、2つあります。
ひとつは、最初の1か月はほとんど反応がないこと。
ここで手が止まる人が多いそうです。
もうひとつは、審査に落ちても理由が細かくは教えてもらえないこと。
明るさか、写り込みか、言葉のずれか、自分では分からない。
しかも基準はサイトごとに違うので、片方で落ちても片方で通ることが普通にあるらしい。
だから複数に出しておく、というのは、落ちたときに「自分はダメだ」で終わらせないための保険でもあるわけです。この考え方は、正直、いいなと思いました。
私が今月やること
決めたのは1つです。
9月中に、通勤路の駅前を30枚撮る。
出すのはそのあとで構いません。
朝、電車を降りてから会社に向かう数分と、帰りに改札を出た数分。
それだけで撮ります。
特別な時間は作りません。
作れないので。
もしあなたも気になったなら、今日できる小さな一歩はこれです。
今夜、スマホの写真フォルダを開いて、同じ場所が2回以上写っている写真を探してみてください。
5分で終わります。
私のように1枚も出てこないかもしれません。
それでも構いません。
無いと分かることも、確かめたうちに入ります。
次回は、実際に撮った30枚を見返して、自分で「これは使えるのか」と判定してみます。
全部ボツだったら、ボツだったと書きます。
2026/09/30までに18枚しか撮れなかった
人物が多いと撮れないからね


コメントフォーム